2013年12月25日水曜日

「くくり」という商品提案を考えてみよう

くくる。結ぶでも縛るでもなく、巻き付けるでも併せるでもなく、括る(笑)


どもっ!インパクトマーケッターの福谷です。


ブログなんかでよく目にする「カテゴリ」という区分けがあります。

ブログ記事の内容をテーマ分けしてタグを付け、興味のあるテーマの記事を一括で表示したり出来ます。


例えば私、毎日食べてる料理の写真をグルメブログとして公開しているのですが、昨日はチキンカレーの記事をアップしました。

もう3年くらい、全ての食事をアップし続けていますので、一日だいたい三食、のべ3000食分の記事がストックされてるわけです。

一年に一回はチキンカレーを食べるので「チキンカレー」というカテゴリだと3件くらいあり、月に2回は鶏肉を食べるので「チキン」というカテゴリだと約80件くらい、カレーは好きで10日に一回食べますので「カレー」だと100件以上ヒットします。

チキンカレーは香辛料たっぷりで「スパイス」というカテゴリを加えてもいいですし、子供も大好きな料理なんでハンバーグやオムライスと同じ「子供のごちそう」というカテゴリを作ってもいいですね。


さて何を言いたいのかというと話は二つあり、一つは私がグルメブログを書いてるなんてというのは真っ赤なウソだという事(笑)、もう一つは「商品はその構成要素や背景でいろいろな側面がある」という事です。


例えばスーパーマーケットの陳列棚は冷凍食品、味噌醤油、乾麺など商品カテゴリで分けられていますが、これを産地や発祥地でくくり直す事で、新しい商品コーナーやフェアのアイディアが生まれるかもしれません。

エスニック雑貨屋にある様々な動物の木彫りオブジェ、羊とウマをペアにして「この先2年の干支の置物が家にある事で得られる日本人としての精神的な充足感」を提案して売る事が可能になるかもしれません。


あなたが仕分けた新しい「くくり」で、今までお客様が考えた事も無かった組み合わせの商品セットが成立する可能性があります。

新しいくくりに気付き、それを提案するだけで、新しい単価・新しい客層・新しいお客様に出会えるかもしれないんです。



あなたの商品を今までと違う視点で眺めてみて、新しい括り方が出来ないか考えてみましょう。

そこには、いわゆる「死に筋」が甦るチャンスが眠っているかもしれませんよ。



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